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コラム『ガリレイドンナ』を巡る考察 
第2回「旅の軌跡①」

ガリレオの遺産「ガリレオテゾロ」の手がかりを探す旅へ出た星月たち。ここでは、彼女たちがガリレオ号で訪れた土地を紹介していく。旅の始まりの地は、星月・神月・葉月らフェラーリ家が暮らすイタリアのトスカーナ。石畳や石造りの建物が立ち並ぶ町並みは、2061年の近未来でありながら中世を思わせる。


フェラーリ家の1階にはリビングや厨房や書斎が、2階にはコンピュータールームや実験室が設けられている。しかし、葉月は一人暮らし、神月は別居中のシルヴィアとともにマンションで暮らしているので、この家に住んでいるのは星月と夏至男だけである。また、敷地内には住居のほかに試作工場が併設されている。


星月が「ガリレオ号」を作った試作工場。飛行艇を作った作業場の奥には、ペットの金魚・ピッコロッソや世界地図が置かれた部屋がある。第2話で星月が家族を助けるため警察署へ侵入した際に着ていたパワードスーツが保管されていたのもこの部屋。


神月が通う高校の保健室。マイペースで他人と行動するのが苦手な神月は、ここにいることが多い。


葉月が法学部の授業に出席せず、友人と食事をしていた居酒屋レストラン。この店のトイレで謎の組織の男に襲われていたところをアンナに助けられる。


フェラーリ家が連行された警察署。古い石造りの建物を改築したような作りになっている。

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